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こんにちは認定看護師で応援ナースをしているカッチです♪
今日は、あなたもしている?
転職活動で明らかになる勘違い11選ということで話をしていきます。
今日の話題ですね
日々、認定看護師として働いているとたくさん質問いただくんですけど、看護師の転職についての質問が増えてきたんですね
今回まとめて答えていこうかなと思っています
いただいた質問を見ていると
看護師転職の認識について勘違いしている人が,かなりいるんだなって感じました。
今日は、
総合病院、訪問看護師、民間病院、応援ナースに、転職活動経験もある看護師さんの考えに認定看護師としてのカッチの視点も入れて解説していきます。
チェックポイント
看護師の転職市場の状況について
転職市場での価値について
転職活動について
転職そのものについて
看護師、准看護師、保健師、助産師の求人・転職は
よくある勘違いを11コ、取り上げてみたいと思います
転職活動の勘違い1:転職先は、そう簡単に決まらない
転職活動は、
- とても大変
- 何ヶ月も活動する必要がある
- きっと嫌な思いもいっぱいする
- こういう勘違いをしている人が意外にも多い。
もちろん、誰でも必ず簡単に転職できるわけではない。
その人のスキルや希望、年齢、タイミングなどによっては
苦労するケースもある
ただ、やってみると体感としては、
想像しているよりラクに進む
意外にトントン拍子で、あっという間に内定もらえちゃってたりすることも
なぜなら、
- 今は、転職市場が売り手市場!
- 優秀なエージェントを使えば、ばっちりサポートが受けられる。
- 就活と比べて、アピールすべき内容が明確なので取り組みやすい
これらがその理由
実際、先輩の看護師も面接会場でおしゃべりをしているだけで、みるみるうちに内定をゲットした経験があったり
早い看護師だと、数日から3週間程度で内定に至るケースは珍しくない。
「転職は、思ったよりあっさり決まる!」という好例
質問を見ていると、特に「転職先は、そう簡単に決まらない」と思い込んでいる人は
- 就職活動で苦労した看護師
- 今の病院で評価されていないと感じている看護師
- 自分に自信がない看護師
に多い
今回伝えたいことは、
そういう人にこそ、転職活動がオススメ!と言うコト
転職活動での成功体験は、自信と安心につながる
とは言え、最近は市場が少しずつ悪化している感じはある
先輩看護師が転職エージェントから話を聞く限り、風向きが変わってきているので、
転職したいと思っている人は早めにアクションを起こしましょう
まだまだ大丈夫なんだけどアクションは起こしておいた方が良い。
転職活動の勘違い2:転職なんてリスキーだ
「転職なんて危ないよ!軽率にやっていいことじゃないと思う」こういう考えの看護師も少なくない
日本では長いこと、
「新卒で入社した病院で、定年まで勤めあげる」
と言う終身雇用のモデルが確立されていた
結果として
- 転職は危ない
- 転職なんて普通じゃない
- 転職すると損する
と、転職はダメなことだと言うイメージが広がっている
けれども、時代が変わっている
経団連の会長やトヨタの社長が「終身雇用は維持できない」と発言する時代
ニュースで話題になりましたよね
覚悟もないのに転職せざるを得ない状況に追い込まれてしまうかもしれない
リスクを避けるつもりで同じ場所に居続けげると、気づいたら、手遅れなんてことも…
今の時期、実際に転職した人の話を聞くと
- 年収が50万円から100万円アップ
- 残業激減
- 今の仕事の方が、僕には合っている
- ずっとやりたかった管理職ポジションにつけた
- とりあえず、前の病院よりはマシ!
という具合に、ポジティブな発言が多い。 80万円アップした先輩看護師もいました。
病院の愚痴を言いながらも、転職に踏み切れない…
この先ズルズルとこの場にとどまる方がリスキー
転職活動の勘違い3:私を雇いたい病院は星の数ほどある
転職活動に怖い・不安といった印象を持っている看護師とは逆に
「まぁ、その気になれば転職先はいくらでもある」
というタイプもいます。カッチの知り合いにもいます(笑)
そこで、「それはいいね!転職活動してみたいの?」と尋ねると
たいてい答えはNO
「でも大丈夫!」ということで
- 勤め先が有名な病院であること
- 自分はそれなりの役職に就いていること
などを説明してくれる
「成果もそこそこ出ているし、わざわざ転職活動をするまでもないかなぁ」
なぜか上から目線の看護師
確かに有名な病院で勤めている看護師の履歴書は綺麗
そこに惹かれる病院も、あると思う
とはいえ、
- 病院の看板と自分の力を混同している
- 自分自身のスキルを証明する手段を持っていない
- 実際の看護師転職市場について知らない(知る気もない)
なのに何故か自信満々
と言う状態は、いまいちバランスを欠けているのかなと
もし、「自分を雇いたい病院は星の数ほどある」と心のどこかで感じているなら、
ぜひいちど、実際の転職市場を見てみて欲しい
- 勤め先の病院や役職名を取り払った時、自分はどれくらい求められているのか?
- 看護師転職市場で求められているスキルは
- 実際に転職してくれる病院は、どのくらいあるのか
そのセリフが事実なのか、残念ながら勘違いなのか、やってみなければ答えはわからない
転職活動の勘違い4:大病院のエリート看護師はどこでも重宝される
一昔前までは、
結局、どこに行くにしても、大病院のエリートが有利
と言う感覚が確かにあった
- 学歴は、高いほど良い
- 職歴に病院も、大きいほど良い
- エリートは、一生エリート
みたいな感じ
ところが最近では、
- 大病院の看護師って、実は使えないよね
- いつまでも学歴とか言ってなくていいから、成果をみせてよ
- 病院の看板だけで、仕事ができない看護師は、いらない
といった、必ずしも大病院出身の方を評価しない採用担当者も出ている
カッチ自身も、
主任として看護師を採用するときは、
前職の病院の規模は、判断基準には入れていない
周りの認定看護師の友人たちも言ってました。
もちろん看護師の分野によって、特色や背景や状況は様々だけど、
大病院エリートだからといって有利とは限らない傾向が出てきているのは確か
むしろ、スタートアップの訪問看護等では警戒されることがある
病院がどういう意図で採用して、どういう看護師が欲しいのかなどの
「雇う側の視点」も把握する必要がある
転職活動の勘違い5:転職すれば全てが良くなる
転職さえすれば
面倒なお局もキライな看護師もいなくて、
好きな仕事ができて、
残業ゼロで
休みも取れて…
転職さえすれば、幸せになれる
転職さえすれば、何もかもうまくいく
…本当にそうでしょうか?
- 大学に合格さえすれば
- 転職さえすれば
この「〇〇さえすれば、この思考は、本当に危険
何もかもを解決してくれるたった1つの行動なんて、
世の中そう無いもの
転職したとしても
- どこの病院にも、良いところと悪いところがある
- 待遇は、良くなる場合も悪くなる場合もある
- 周りの人との関係は、転職後に築きあげていかなければならない
- 転職したところで、全く良くなる保証なんて、どこにもない。
もちろん、相性と言うものがあるので、
自分に合わない仕事・自分に合わない環境から抜け出すのは悪くない
自分に合った場所・新しい職場を探すのは、とても前向きな取り組み
ただ、気をつけて欲しいのは、
転職「後」の行動もとても重要だと言う事
- 新しい仕事で成果を出すのも
- 新しい同僚と関係を作るのも
- 新しい環境に適応するのも
転職した後も、自分自身の仕事
結婚なんかと一緒ですね
転職は、ゴールではなく始まり
すべては、その後の取り組み次第
転職活動の勘違い6:転職エージェントなんてどこを使っても同じ
「転職エージェントは、どこでも大体一緒だろうから、適当に登録しとこうかなぁ」というのも、
これもよくある勘違い
中にはたくさんの転職エージェントがあって
それぞれに特色がある
エージェントごとに得意分野が異なる
ここが大事
エージェントAでは、「あなたに紹介できる求人はありません」と言われたけど
なんてことも、当たり前に起こる
スムーズな転職活動には、エージェント選びが超重要!
転職エージェントを選ぶポイントは3つ
①評判の良い優良エージェントの中で
②年齢や職種がマッチするエージェントを選んで
③相性の良い担当者を引き当てる
といった感じ
まずはもちろん、
①評判の良いエージェントを使うことが
まれではあるけど、聞くところによると、
- やたらと脅かしてくる
- 毎日何十件も電話をかけてくる
- 求職者は無料のはずなのに、後で金銭を要求される
といった、わけのわからないエージェントも、いないわけでは無いそうです
誠実なエージェントさんを選びましょう
次は、
②年齢や職種など、希望条件にマッチするエージェントを選ぶこと
例えば、
【マイナビ看護師
それぞれの年齢とか持っている情報や求人条件は、
得意分野に偏っている
自分とズレたエージェントを選ぶと
「あれ、自分に合う求人なんていないかも?」と誤解して
無駄に落ち込むハメになるので、注意が必要
最後に、
③相性の良い担当を引き当てること
そのためには、複数のエージェントと会ってみるのが1番
同じ会社のエージェントでも、人によって対応がばらつきがあるのは現実
- なんとなく苦手な人だった
- ちょっと高圧的で嫌だった
- あんまり親身になってもらえなかった
と言う時に、複数のエージェントとあっていれば
「あ、この人はもういいや」とあっさり判断できる
例えば、
とか
みたいな感じで切り口をかえつつ、
自分の希望にマッチした複数のエージェントさんと会ってみるのがいいですね
転職活動の勘違い7:資格さえあれば転職できる
「資格があれば、転職できるでしょう?」というのも
転職活動をしたこともない看護師が多い誤解の1つ
転職活動の成否は、資格だけではきまらない
看護師の資格は、もちろん考慮されるけど、
- 学歴
- 過去の経験
- 年齢
- 履歴
- 実績
- 面接でのコミュニケーション
などなど、たくさんの要素の1つに過ぎないわけです。
「資格で全て解決!」って感覚は、非常に危険
資格は、
モノによる
その人の状況によって、
プラスにもマイナスにもなり得る
- 「実務経験がなくても、この資格があるなら知識はオーケーだね」と思ってもらえるか
- 「こんな資格ばっかりそろえて、何がしたいのかな?」と思われてしまうのか
は、素人には分かりにくいと言うこと
罠にハマらないためには、資格を取る前に転職エージェントに相談してみるのがオススメ
せっかく資格を取るなら、事前に「この資格があれば履歴書はバッチリです!」と、
転職のプロである転職エージェントに太鼓判を押してもらってからにした方が良い
カッチの知り合いは、
『認定看護師の資格をとれば、間違いなくあなたの市場価値は上がります』
と言う太鼓判をもらってから資格を取得
実際、その後に中規模ではありますが地域の第3セクターの病院に転勤され年収アップしています。
ゴールを決めて手段を選ばないといけない。
転職活動の勘違い8: 3年は勤めないと転職できない
「転職したいとか言っているけど、ともかく3年は勤めなきゃ無理だよ」みたいな、
“3年は努めないと転職できない”説
これも、有名な勘違い
確かに数年前までは、
3年程度の職歴がないと転職は困難だった
けれども、今は状況が変わっている
- 若年層の転職の増加
- 人手不足
- 若手採用に積極的な企業の登場
などによって、職歴が短くても転職が可能になっている
もちろん今でも、
- 2019年4月入社
- 2019年5月退社
と言う人の転職は、なかなか厳しいものがある
いくらなんでも職歴が短過ぎて「ウチに来ても、またすぐ辞めちゃうんじゃないかな?」と思われてしまう
ベテラン看護師を担当した転職エージェントに聞くと、
職歴は、1年半あれば十分OKですね。きちんとした転職先を紹介できます!
との事
「石の上にも3年」なんてことがありますが、
変化の早いこの時代、石の温まるスピードも速まっているかも(笑)
転職活動の勘違い9:年収が高いのは自分の能力が高いから。年収が低いのは自分の能力が低いから。
大前提として、日本の病院では、
- 能力(スキル)が高い→年収が高い
- 能力(スキル)が低い→年収が低い
という公式は、存在しない
なぜなら
日本企業の給料体系は年功序列だから
能力(スキル)よりも、年齢によって年収が決まってしまう
転職を考えるときに、今の年収水準で自分の能力(スキル)を推し量ろうとすると、
大きな勘違いのもとになる
能力(スキル)にあった報酬が欲しいなら…
年功序列を前提にすると、
- ①会社の給与水準はどれくらいか
- ②あなたの年齢は何歳か
が、年収を決める重要なポイントになる
②年齢は短期間に変更できないけど、
①会社は転職で変更可能
看護師として年収を上げるには給料水準の高い病院に転職するしかない
もしあなたが年収アップを狙うなら…どうすればいいのか明らか!
転職活動の勘違い10:転職面接はコミュ力が高くないと無理
就活の面接と同じイメージで、
転職面接も、結局コミュ力勝負でしょ?
と思い込んでいる人も、時々見えます
もちろん、コミュ力が不要だとは言わない
たいていの転職で仕事にはコミュニケーションが不可欠
求職者がある程度のコミュニケーション能力を求められるのは、
ごく当たり前のコト
とはいえ
就活の面接と比べるとコミュ力の重要度は低めかな、
というのが、カッチの見解
なぜなら、もっと他に重要なポイントがたくさんあるから
- 実務経験
- 前職での成果
- 学歴
- 資格
- 職歴
- 他職種との共感力
など
面接の場でのアピール自体も、
- 「私の将来の伸びしろを買って!」と訴える新卒の就職より
難易度が低いですよね
伝えるべきことが明確なので対策もしやすい
ありのままをコメントすればオッケーの場面も多いので気持ちもラク
長所も短所も含めて、堂々と伝えれば意外にうまくいく
転職活動の勘違い11:転職エージェントに会う=転職しなければならない
「まだそんなに決めたわけじゃないのに、エージェントに会うのも…失礼だし…」という声も多い勘違い
- 転職エージェントに会うと
- 選考に参加すると
- 実際に転職すると
この3つは、それぞれ全く違うのに一緒にする看護師がいる。
転職エージェントに会うのは、
ただの入り口
情報収集の段階
転職エージェントと面談をした後で
- 実際に転職の選考に進むのか?
- 今の職場に残るのか?
- もう少し時間をおいて考えるのか?
検討すれば十分
つまり「転職エージェントに合った=即転職しなければ!」と考えるのは、気がはやすぎる
転職エージェントと話すときには、
単に
転職に関する情報収集を始めよう
と言う軽い気持ちでOK
ベテラン看護師さんの転職エージェントさんによると
ちょっと、転職に興味が出てきた、くらいの感じで登録して下さって全然大丈夫です!
ぜひ情報収集にお役立て下さい
まとめ:自分の客観的な状況を正しく把握しておくことが大切
転職活動について、たくさんの勘違いに気づくことができたかなぁ
今日のまとめ
転職先なんてそう簡単に決まらない
転職なんてリスキーだ
俺を雇いたい会社なんて星の数ほどある
大病院エリートはどこでも重宝される
転職すれば全てが良くなる
転職エージェントなんてどこを使っても同じ
資格さえあれば転職できる
3年は勤めないと転職できない
年収が高いのは自分の力が高いから。年収が低いのは自分の能力が低いから
転職面接はコミュ力が高くないと無理
転職エージェントに会う=転職確定
何を判断するにせよ
現状を正確に捉えていく事は重要
特に
- 裸の王様状態になり
- 無駄に自己肯定感が低くなり
こういうことは避けたいものですね
1つでも勘違いしていた人は、早速1度、転職活動を試してみるのもいいんじゃないかなぁと思います
現状を正しく捉えていくことは重要
今回の記事に関連するブログは、
これだけは、かかわってはいけない病院もあります。
https://job-change-ninntei.com/%ef%bc%95/以上参考になったらうれしいです
このブログがいいなと思ったら
病棟の看護婦さんに紹介してくれると嬉しいです♪
今日も最後まで読んでくれて、
ありがとうございました♪