北海道トラベルナースを実体験してみたメリット・デメリットを解説|実際の給料や働き方は?

北海道トラベルナースを実体験してみたメリット・デメリットを解説|実際の給料や働き方は?

【看護師 転職】と検索すると上位に出てくるのが「トラベルナース」や「応援ナース」。

現在、トラベルナースの制度を利用してフリーランスの看護師として北海道で働いています♪

応援ナースって一体どんなシステムなのか?

給料は本当にいいのかどうか?

カッチ
カッチ

名前だけは知っている方も多いと思います。知ってる人も知らない人も是非活用して欲しいなぁ、と思って情報をまとめました!

この記事で伝えたいコト

✅応援ナースは期間限定の契約で高収入が見込める新しい働き方

✅仕事内容は常勤とほぼ同じだが残業ゼロでプライベート充実

✅ボーナスはないが高収入で福利厚生はある

✅期間限定のため人間関係のしがらみがない

✅契約満期で終えることが大切

✅臨床経験は3年以上が理想

応援ナース求人を探すなら
➡️【ナースパワー人材センター
顧客満足度No.1 実績が多いため、とりあえずここで間違いなし

応援ナース・トラベルナースとは?派遣との違い

応援ナース・トラベルナースは看護師不足から生まれた新しい働き方で、人の足りない病院に行って即戦力として働く看護師のことです。

各転職サイト(求人紹介サイト)によって、

応援ナース(応援看護師)ナースパワー人材センター

トラベルナース:認知度No. 1の〇〇〇〇看護師 の某サイト

と名前が違いますが、本質的には全て同義です。

よく勘違いされますが、いわゆる『派遣ナース』とは全くの別物で、応援ナースは応援先の病院と直接雇用となります。

Q:応援ナースの雇用形態は派遣でしょうか?

A:派遣ではありません。応援先からの直接雇用です。従って賃金はすべて応援先から支給されます。ナースパワーからの推薦ナースとして評価されていますので書類審査、電話面接のみで採用されます。

カッチ
カッチ

応援先は病院が多いですが、一部、クリニックや介護施設などを選ぶことができます!これは転職サイト会社に登録後に聞いてみてくださいね♪時期にもよりますね!

また、契約期間は6か月(半年)が基本ですが、希望すれば2~3か月単位で応援ナース期間の延長もできますし、その病院で正職員になることもできますよ♪今勤めている北海道の病院は3ヶ月単位の契約でした。

⚠️正職員となった場合、給料は病院規定となることに注意が必要

トラベルナースの給料から約10万円ぐらい給料は低いです💦

そして何より・・・・トラベルナースはね♪

高収入!

期間限定!

プライベート充実!

🍻同じ北海道トラベルナースさんとクラフトビールで乾杯🍻

など、働き方改革と騒がれている今にぴったりの新しい働き方です。

実際、私が働いた際の収入(給料)や福利厚生等については後述しますね。

カッチ
カッチ

私はこの自由な働き方に憧れてトラベルナースにチャレンジしました♪

トラベルナースを始めたきっかけ

看護師になり10年が経過し務めていた病院勤務にも慣れ認定看護師になった頃、

  • 今のままこの病院で続けていくのか・・・
  • 看護師として他の病院・診療科も経験すべきじゃないのか・・・
  • 病院以外の看護師としての働き方も見てみてよいのではないか・・・

ふと今後の人生について考えるようになりました。

そして、一念発起し5年務めた病院を辞め、失業保険期間を利用して旅に出ました♪そんな時に単発でバイトや派遣をしながらその日暮らしをしていた旅人の看護師さんの働き方に刺激を受けたんですよね♪

旅先で会った看護師さん
旅先で会った看護師さん

派遣や単発バイトは楽しかったんですよねぇ~^^

色々な診療科も経験できますし、スキルアップもできたと思います☆

先輩が経験した単発のバイトや派遣の体験談については別の記事でまとめますので、今後に期待してくださいね♪

旅の地中に、ナースパワーの担当者の方にトラベルナースを紹介されました。

トラベルナースのことを初めて聞いた時は、まずネットで検索してトラベルナースで働いてる人が多くいることを知りました。

「こんなにたくさんトラベルナースっているんだぁ…。もしかして私でもできるかも?」

そして私はトラベルナースとして働き始めフリーランス看護師への道に足を踏み入れました♪

求人を探すなら『ナースパワー』

私が現在登録している求人サイトはナースパワーと認知度No. 1の〇〇〇〇看護師と北海道限定の個人で独立された転職サイトです。

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北海道に特化しているが、時期によっては自分に合った求人がないかも

沢山の求人サイトがある中でこちらを選んだのは、両社ともに全国展開しており田舎に住んでいる私にも利用しやすかったからです。

そして実際に応援ナースとして利用したのはナースパワーです。ちなみに、認知度No. 1の〇〇〇〇看護師まだ実績が浅いですね。その分、力を入れているのですが、自分に合ってない病院を紹介してきたりするんですよね。

ちなみに

北海道トラベルナースとして同じ病院で働いているイケメン看護師さんも

ナースパワー

を利用して働いています♪

は昔から応援ナースという働き方に力を入れている業歴の長い老舗の転職サイトのため、実績があり安心して相談ができました。

カッチ
カッチ

トラベルナースのシステムを全然わかっていない私にも丁寧にきちんと教えてくれたので安心して勤務することが出来ました!

ちなみに、ナースパワーとマイナビ看護師の応援ナース/トラベルナースの違いについて、実際の使用感と求人について並べてみますね。呼び方は異なりますが、システム・雇用形態は同じです。

ナースパワー認知度No. 1の〇〇〇〇看護師
呼び方
応援ナーストラベルナース
実績多数 38年の実績少数
北海道中程度多数
都市圏多数少数~中程度
沖縄・離島中程度中程度
セールスポイント顧客満足度No.1認知度No.1
公式サイトナースパワー人材センター
認知度No. 1の〇〇〇〇看護師

どちらのサイトの求人も同じようでした。(北海道トラベルナースにチャレンジする前は…)

担当者の質はしっかり担保されていました。今から利用するならどちらでもいいかなぁと思います♪

しかし

担当者によっては…

❌ 履歴書は自分で作成してもいいが、面接のプロが履歴書を作成してくれます。が…間違った記載をする担当者が過去のいたそうです💦

❌リモートの面接の時に場の空気を読まない(読めない)担当者がいたそうです💦

先輩トラベルナースからの担当者の不満をまとめました💦こんな担当者に人生振り回されない様にしましょうね♪

あれ?この担当者…といつもやっている観察項目にヒットした違う転職サイトに登録するのもアリ!?』

いずれの公式サイトに入力すると、すぐに担当者から電話・メールがありますのでその時に「応援ナース/トラベルナースで〇〇地方を希望しています」とお伝えすれば大丈夫ですよ♪

カッチ
カッチ

どちらか一つに登録してみて担当者と相性が合わない場合には、両方登録して担当者を見比べるのもアリです。北海道トラベルナースになってから同期の先輩看護師さんも2つ登録してました!

【登録後の流れ♪

【応援ナースの第1歩】担当者とコミュニケーション

登録から5分以内に知らない番号から電話があり、そこで転職の予定やこれまでの職歴、希望する雇用形態等についてヒアリングがあります。(旅の移動中だったので公園の駐車場で話たのを覚えています♪)

カッチ
カッチ

知らない番号だけど電話に出てくださいね(笑)

近くにある事業所(ナースパワーも認知度No. 1の〇〇〇〇看護師も事業所の拠点は全国に存在)に行けば専用のPCで全国の応援ナース求人情報が自由に閲覧可能なので、日時の予約をその時にしました。

ちなみに、登録後にも個人PC・スマホから応援ナース求人は検索可能ですが、非公開求人や病院名が伏せられていますので、できれば事業所に行って自分の目で調べた方がよいと思いますよ。

求人に応募

私の希望・条件に合う応援ナース案件を数件見つけたので担当者に提示したところ、それらの病院の特徴や雰囲気、応援ナースをした人たちの「口コミ」を聞くことができました!

カッチ
カッチ

私の場合はまだ迷いもあったので一旦持ち帰り、自分の思い描くキャリア形成など考えた上で、一番口コミの良かった病院で応援ナースをすることに決めました。

応援先の病院と面接

後日、ナースパワーが応援先の病院担当者と面接の日時を設定してくれます。その時は電話での簡単な面接ですぐにOKのお返事をいただきました!

最近では新型コロナウイルスの影響を受け、オンライン(Zoom等)の面接も行っているようですね。

旅の地中のブルートレインのゲストハウスからオンライン面接し増した♪

その後は諸々の手続きや引っ越し準備でバタバタしていた印象です(笑)

さて、では実際に応援ナースとして働いてみましたが、感じたメリット・デメリットについて紹介していきましょう。

専門スキル・知識を磨く 面接に有利な資格

トラベルナースに転職するためには資格取得などの条件はありませんが、自分のスキルや知識を深めるためにも以下のような資格を持っていると有利です。

・認定看護師

・呼吸療法認定士

・ACLSプロバイダー

認定看護師は、がん薬物療法看護や、皮膚・排泄ケア、救急看護など特定の21分野のスペシャリストとして、キャリアアップするためには有利な資格です。
決められた時間のプログラムを受講して研修や実習を経たあとに試験に合格することで資格取得できます。

認知症看護認定看護師の資格を取得してからトラベルナースとして働きましたが、知識や経験を活かせる職場を転職エージェントさんと相談しながら決めました。同じ病棟で働くトラベルナースがこれらの資格を取得しているわけではないですが、今までの経験から自分のやりたい看護を選んでいるので、その分野の知識を教えていただく事が多いです♪お互いが刺激しあえる職場で働いています♪

呼吸療法認定士は、呼吸器疾患の知識を深めることができ、呼吸器ケアの技術向上や人工呼吸器の管理をする上で役立つ資格です。
理学療法士や臨床工学士も取得できるため、チーム医療を行う上で重宝されます♪

ACLSプロバイダーは、二次心肺蘇生法を指しており、気道確保や薬物投与の知識や急性不整脈や脳卒中などの特徴とケアについて習得できます。
救急外来やICU、外科病棟でトラベルナースとして働きたい場合に役立つでしょう。
2日間の受講と実技試験・筆記試験を通過することによって資格が取得できますよ。

常勤との違いは?メリットとデメリットを紹介

応援ナースが常勤と異なる内容をメリットとデメリットでまとめてみました。

      【メリット】      【デメリット】
✅残業0!委員会など雑務はなし
高収入、好待遇
✅電話面接で現地に行かなくてもOK!
✅家具家電付きの住宅完備
引っ越し代支給あり(上限あり5〜10万)
✅期間限定なので人間関係のしがらみなし
✅昇進などキャリアアップは見込めない
即戦力が求められる
✅オリエンテーションは最低限しかない
ボーナスや退職金はない
✅6か月の契約の場合、有給休暇はない
✅引っ越し代でるけど、帰るお金は支給されない

メリット:良い点

基本的な仕事内容は常勤とほぼ同じで、ヘルプにきたスタッフという感じです。

残業?私、定時で帰ります。

勉強会?今までしてきたんでしません♪

委員会?しませんよ〜!

サマリー?病院によっては受け持ちもないので記入いたしません!

カッチ
カッチ

私の応援に行った病院は面倒な委員会もサマリーを書く必要もありませんでした。

委員会やサマリーをしっかりやってしまうと時間的拘束が発生しますからね、残業代が高時給になるので上からのお達しで残業させないようにと言われている所もあるみたいです。

採用面接は電話でしたし、家具家電付きの寮やアパートを病院が全部準備してくれましたので、就職前に現地に行く必要はありません。

そして上限はありますが、引っ越し代や現地までの交通費も支給されます!アパートに布団や食器が準備されているところもありましたよ(笑)

何より半年間の期間限定なので契約が終わればスパッとやめることができます。

辛ければ契約満期で辞めても良いし、職場環境が良ければ期間延長したり正職員になったりと自由度が高いですよね。

これが応援ナースのメリットかと思いますよ♪

デメリット:悪い点

役職につかなくていい反面、主任や師長、認定看護師など昇進やキャリアアップを目指している方には応援ナースだと難しいでしょう。看護師としての新たな技術や知識の獲得も難しいのが現状です。

もちろん残業はないですが、「残業せず仕事終わらせなよ…。」というプレッシャーをかけてくるところもありました。

基本的には人手不足の所に応援に行くわけですから、すぐに働いてほしいはずです。

高収入・好待遇にしている分、即戦力が求められオリエンテーションは最低限だけ受けてすぐに現場に出てほしい!という雰囲気でした。すぐに現場に馴染む必要があるため、コミュニケーション能力も求められます。

また、高収入と記載はありますが、ボーナスや退職金はなく、昇給もありません。年収や生涯年収で換算すると常勤の人の方が収入が多い可能性もありますので、その点はご留意ください。

カッチ
カッチ

でも、短期の月収で考えれば非常に魅力的ですよ!

あと、メリットの部分でお伝えした引っ越し代ですが、注意したいのは“帰りの諸費用は自己負担”というところです。ナースパワー公式HPでも以下のように記載されていました。

Q:応援終了後、帰りの引越し費用は出ますか?

A:支給されません。帰りの諸費用は自己負担です。そこで他の応援先に赴任されると、次の赴任先の病院や施設から赴任費用が支給されますので、応援ナースとして戻ることをおすすめしています。

周りの応援ナースの方たちは契約期間が終わりに近づいてくると、再度応援ナースの就職活動に追われ、契約期間終了後に別の病院で応援ナースをしている人たちが多かったですねぇ。

加えて、応援ナースは基本的に半年(6か月)契約なので労働基準法上の有給休暇の発生要件に該当しません。

①入社から6か月間継続勤務し、②その期間の全労働日の8割以上出勤していれば、その労働者には10労働日の年次有給休暇を付与しなければなりません。また、その後1年間継続勤務し、その期間の出勤率が8割以上であれば、11労働日の年次有給休暇を付与することが必要です。

【出典】厚生労働省

ですので、急な病気や用事で仕事を休んだ場合、欠勤扱いとなって減給されてしまいます。実際に同じ職場で働いていた応援ナースの先輩は急な体調不良で欠勤扱いになっていました・・・。

ただ、半年以上働けば有給休暇の付与条件に該当するため、期間の延長をすることで有給が貰えます!

期間の延長に関しては病院によって1か月単位でできたり、3か月単位だったりします♪

実際に北海道トラベルナースとして働き出した時に聞かれた事をまとめてみました♪

以上、メリット・デメリットを知った上で応援ナースという働き方をご利用することをお勧めします。

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➡️認知度No. 1の〇〇〇〇看護師
認知度No.1。北海道や地方求人が多め

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