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こんにちはカッチです♪
今回も看護師のリアルについて勉強していきたいと思います。
今日のテーマはこれですね。
【要注意】年収の下がる転職が後悔のモトです。
簡単なプロフィールです。
【質問】です
【質問
こんにちは、31歳の看護師です
このブログを見るようになって
ブラック病院から逃げ出すため、
転職活動を頑張っています。
最近、とある病院に内定をいただきました。
病院の知名度、業務内容、職場環境も申し分ないので、転職しようかな、と考えています
ただ、現在より300,000円ほど年収が下がる見込みです
入社後のパフォーマンス次第では、1年から2年で昇格させていただけるとのことで
昇格すれば、おそらく今よりの年収が上がると思います。
認定看護師のカッチならどのように考えて結論を出していくでしょうか?
もちろん、最終的には自分で判断しますが、意見を聞かせていただけるとうれしいです。
【結論】
「300,000円年収は下がるけど転職するか?」に対する回答は、
「カッチだったら、転職しない」
カッチは、年収が下がる経験をしたのでオススメはしません。
でもブラック病院からの転職は別です。
ブラックな訪問看護ステーションで給料はよかったのですが、逃げるように年収が下がる特別老後老人ホームへ年収ダウンの転職をしました。
それでも後悔しています。
このブログでは、
年収の下がる転職をしてはいけない3つの理由を解説
ブログの後半に「転職で年収が上がる看護師の割合」などのデータにも触れるので
ぜひ最後まで見ていって下さい。
【解説】
年収の下がる転職をしてはいけない3つの理由
①リスクを負わされているから
「入社後、パフォーマンスがよかったらすぐ昇格させますよ!」
「あなたは管理職候補です。入社1から2年で主任をやってもらいます」
こんな口約束は、守られないケースも非常に多い。
転職してきた看護婦さんによると
転職後のギャップとしてよく聞くのが
「給与・待遇が悪かった」
と回答した看護師の割合が圧倒的に多い
入社してから待遇が良くなると信じていたのに、期待通りにならなかったと感じている看護師はかなり多い。
本当に欲しい人材だったら
- 最初から高年収でオファーを出すし
- 最初からポジションを与えるはず
なぜ「条件付き」にしているのか、よく考えて欲しい
採用後のパフォーマンスと言うのは、事前には絶対にわからない
100人採用して、100人全員に満足の行く成果を出してもらう事は不可能
必ず、一定数「失敗だ」と感じる採用が生まれてしまう
病院側のリスクヘッジとしては、「できるだけ安く採用する」ことが1番
✅満足のいく成果が出れば、昇給してもいいし
❌満足のいく成果が出なければ、冷遇してもいい(どうせその後に転職する)
病院は、こんなオプション(選択肢)を残して採用したい。
看護部長の隣で聞いていいましたが、
本音がコレです。
転職者側の目線で見ると
転職後、すぐに高いパフォーマンスを発揮するのは難しい
なぜなら、成果を出すために必要な情報が揃ってないから
- 病院のビジネスモデル・組織はどうなっているのか?
- 病棟内のキーパーソンは誰か?
- 職場はどのような文化か? (お局vs師長)など
すぐに病院で成果を出せる人は、ほんの一握り
皆さん自身、転職先ですぐにうまくやっていけるかどうかは、確信持てない。
確信が持てない=不確実な未来が待っていると言う事
うまくいくかもしれないし、うまくいかないかもしれない
未来が不確実なのは当たり前
問題は、その不確実な未来(リスク)をどのようにコントロールするか
うまくいかなかったときのリスクは、転職者側が背負うのはイマイチ
病院は組織なわけで
体力があるから、何か失敗してもやっていける
経営者はそういうものです
そういうリスクを背負っているからこそ、利益も大きい
一方で、転職者(看護師さん)は、個人なので
病院と比べると、かなり弱い存在。たった1度の失敗もダメージが大きい
だから、うまくいかなかったときのリスクは、病院に持ってもらうたほうがいい
もし、病院から本当に欲しがられる看護師なら、
病院はリスクをとって好条件で採用してくれる。
微妙な条件を出してくる時点で、そこまでの熱意はないと言うコト
そういう病院のために、積極的にリスクを背負う合理性は無い
条件は病院の意思そのものだから
②「安売り根性」が身に付くから
多くの看護師さんが
自分の能力は収益を生み出す唯一の手段です。
これに高い価値をつけるか、低い価値をつけるかで人生が変わってくる
自分を安売りしたらだめですね
自分を安売りすると間違いなく貧乏になる。
従業員の単価を下げて利益を出すのは、病院の戦略
資本があってお金があるから買い叩かれやすい。
転職で、買い叩かれないためには
自分という商品はたった1つしか販売できない。
自分という商品が1個しかない以上、単価を下げるという戦略はありえない
自分自身を「高品質・高単価の商品)にして
自分を高く評価してくれる1部の顧客(病院)に込む
これが、個人がうまく生き残る唯一の道
③次の転職に響くから
アホみたいな話ですが、年収の高い人は優秀そうに見える
皆さんもそう思いませんか?
年収7,000,000円の看護師と、年収4,000,000円の看護師、どっちが優秀そうに見えますか?
SNSでも、高年収の人 =すごい人として、ファンが多くなっている。
経営者や採用担当者など、採用する人の立場に立って考えてみて下さい
年収5,000,000円の看護師が、「私は仕事ができます!年収7,000,000円で採用してください!」
って言った時、それを信じて採用してあげますか?
看護師の転職市場では「前年の年収」というのが、1つの評価、判断材料になる
転職エージェントだって、
求職者の在籍した病院、年収水準はしっかり見ている
そこを踏まえた上で、次の求人を紹介する
リスクのある中で、いかにして自分の価値を高く保ち続けるか?
年収が下がらない転職をしとけば、
もし次に転職したくなったときに、不利にならない。
- 年収が上がる転職をしていけば、転職後に貯められるお金も貯められる。
- 高く評価してくれた病院のために!とモチベーションも上がりますし
- もしまた転職したくなっても、次を探しやすい
- 自分の単価が上がって困ることなんか、何一つない
年収の部分にこだわって転職しましょう
転職による年収事情
ところで、転職すると
- どれくらいの割合の人が年収アップして
- どれぐらいの割合の人が年収ダウンするか
知ってますか?
厚生労働省のデータによると
年齢区分ごとに、年収が「増加したか」「変わらないか」「減少したか」をアンケートしたもの
15から44歳までは40%以上の人が転職で年収アップしている
つまり10人に4人は年収アップのチャンスがあると言う事
年収が下がりそうなら転職しなければいいだけ
就職活動そのものには「チャンスしかない」ことがよくわかると思う
年収が増加したと答えた人の数から、年収が減少したと答えた人の数を引い
転職で年収を上げようと思ったら、とにかく若い方が有利
この少子高齢化の時代では
20代から30代の若い労働力は、希少価値が高い
「若さ」に価値があると気づいている人は
もうとっくに行動して、主体的にキャリアアップを作っている
まとめ :満足のいくレベルの待遇を”今”勝ち取っておくべき
カッチは、年収の下がる転職はお勧めしません
理由3つ
- ①リスクを負わされているから
- ②自分の「安売り根性」が身に付くから
- ③次の転職に響くから
①リスクを背負わされてるから
病院「入社後のパフォーマンスが良ければ、待遇アップだよ♪」これを信じてはいけない
不確実な未来に身をゆだねるだけ
満足のいくレベルの待遇を、”今”勝ちとっておくべき
本当に自分を評価してるなら「最初から」企業は好条件を出してくるはず
②自分の「安売り根性」が身に付くから
自分と言う商品は1つしかない
単価を下げると言う戦略はありえない
単価を上げる方法を考えよう
③次の転職に響くから
年収が高い看護師は、優秀に見える
転職という不確実な世界で、最も信じられるのは「数字=年収」
保険の意味でも、自分の単価は高めにキープしておきましょう
ただし例外もある
今勤めている病院がブラック病院だったり
関わってはいけないお局が多いような病院だったら
条件より、心と体が崩れるまえに逃げて下さいね。
合わせて参考にしてほしい記事は、
https://job-change-ninntei.com/%ef%bc%95/15歳から44歳までの人は、40%以上が転職により年収が増えている
多くの方が収入をあげられるチャンスがある
もし転職で年収500,000円アップさせられたら、今後30年で15,000,000円の経済的メリットがある
ノーリスクの転職活動で、年収が上がる場合だけ転職すればいい
転職にはリスクが伴うけど、転職活動自体はノーリスク
いろいろやってみて、年収が下がりそうなら転職しなければいいだけ
それを踏まえた上で
- 転職市場の価値を高めるために、実績を積んだり、戦略を練る
- 副業などで稼ぐ路線にする
トータルで、稼ぎをアップする戦略を考えれば良い
とにもかくにも、まずは自分の市場価値を知ることが最重要
自分の市場価値をしてない人は、搾取されるだけ
「年収アップ」と言う観点から、お勧めできる転職エージェントは
数十ある中から厳選した、たった3つのエージェントです
以上、参考にしてくれたら嬉しいです
このブログがいいなと思ったら
病棟の看護婦さんに紹介してくれると嬉しいです♪
今日も最後まで読んでくれて、
ありがとうございました♪