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「応援ナースはどんな人がやっているの?」
「応援ナースとして働いてみて良かったことは?」
応援ナースは、アメリカでよく知られていますが、日本ではまだあまり浸透していない看護師の働き方です。ドラマ『トラベルナース』で認知されるようになったので言葉だけは知っている方も増えてきた印象です。
認知度はまだまだ低いですが、短期間で高収入を得られたり、自分が好きな土地での勤務が出来たりするため、人気が出てきています。『職場を旅先』にできます
この記事では、応援ナースの働き方について、給料やメリット・デメリットなどを現役の応援ナースが徹底解説していきます。
過去の応援ナース先
北海道応援ナース→首都圏応援ナース→『朝日が一番近い街』で応援ナース
応援ナース・トラベルナースについてざっくり説明すると
- トラベルナースと応援ナースの同じ意味です。やる仕事は同じです♪楽しく働いてますよ〜♪
- 応援ナースは即戦力として働ける人におすすめ(臨床経験3年以上で応募可)
- 応援ナースの給料は決して高いわけではない(高収入といわれる北海道と首都圏の給料は…)
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トラベルナース・応援ナースとは
トラベルナース、応援ナースは、呼び方が違うだけです。主な仕事内容は同様です。看護師の新しい働き方として注目されています。
日本では、まだまだ浸透していない働き方になりますが、アメリカでは25年以上の実績がある働き方で、トラベルナースとして働いている人は、約40万人にもなり、定番ともいえる看護師の働き方になっています。首都圏では5人以上同じ病棟で働きました♪
応援ナースとして働いていると新人看護師から『応援ナースの方と一緒に働いてみて『応援ナース』を知りました♪知りませんでしたよ。』まだまだ、臨床現場までは知られてないです。
応援ナースは、全国の看護師不足の施設や病院に赴任し、原則6ヵ月の雇用期間で働きます。(3か月から募集している所もあります)
契約期間終了後は、勤務先の同意があれば継続して働き続けることも可能です。もちろん、断る事もできます。
また、気に入った職場であれば交渉により正社員として勤務出来る可能性もあります。
看護師の人材不足の職場に勤務する場合が多く、勤務先は北海道や沖縄、離島などが多いですが、最近は都市圏にも募集があることがあります。
応援ナースのために、家具家電が揃った寮などが用意されている場合もあります。(転職サイトのエージェントさんに希望条件を伝えましょう♪寮がある医療機関を希望します)
応援ナースのメリットとデメリット
応援ナースは特殊な働き方になるため、一般的な看護師にはないようなメリットやデメリットがあります。
この記事では、応援ナースのメリットやデメリットについて、詳しく解説していきます。
メリット
トラベルナースのメリットを紹介します。
『職場を旅先』にできる
トラベルナースは、自分で好きな勤務地を選ぶことが出来ます。 夏は北海道!冬は南国♪ 職場を旅先にするため、エアコンがいらない暮らしもできます。
ちなみに、トラベルナースの求人は看護師が不足している首都圏や北海道、沖縄に多い現状があります。旅行が好き人ならこのような地域で働くことによって、プライベートの時間が充実するでしょう。応援ナース先で知り合った仲間と海外旅行に行ってきました♪
都心部の求人も増えているので、都会の暮らしに憧れている人にもおすすめです。
自由な働き方が可能
応援ナースは、労働条件が豊富にあるため、自分が望む働き方が実現する可能性が高いです。
応援ナースは、係や研修への参加が義務付けられることが少ないため、看護師としての業務に専念することが出来ます。(北海道では勉強会の参加は促されませんでした。係はあったけど、何もしなかったなぁ)
トラベルナースは6か月間の契約と決められている場合が多いですが、勤務先と合意できれば正社員になることも応援ナースの延長も可能です。
正社員として働いていると3年に1度ある病棟移動…自分の意思は反映されない。絶対に嫌だ!
自分の選択次第で、働きながら自分で決められることがメリットになります。
自身のスキルアップにつながる
トラベルナースは不足している人材を補う目的で採用されることが多いので、様々な医療現場で働くきっかけになります。ワシは精神科の勤務が長いのですが、違う医療機関で学ぶ事はたくさんあります。
病院など1つの機関に縛られることなく経験を積むことが出来るので、看護師としての仕事の幅を広げることが出来ます。
精神科でも様々な地域で看護を経験することで、これから先どうしたいのか検討するきっかけにもなり、自分自身のスキルアップにも繋がります。
また、新しい環境での適応力を養うことで、自信やキャリアの幅を広げることができるでしょう。将来のキャリアを考える上でも、様々な医療現場での経験は非常に有益です。
看護業務に専念できる
応援ナースは、余計な雑務を与えられることが少なく、看護業務に専念できることです。
通常の正職員として勤務する場合、さまざまな委員会や勉強会の役員として会に参加したり、研修会への参加が求められたりすることがあり、本来の看護業務以外の仕事が多忙になる場合が多いです。
応援ナースはこれらの負担から解放されます。本来の看護業務に集中できる点が大きなメリットです。
また、通常の正職員と同様に研修会への参加が必要な場合もあるかもしれないので、前もって確認するようにしましょう。(今までに2回業務時間内でありました。)
人間関係で悩むことが少ない
応援ナースの魅力として、人間関係に関して不安やストレスが少ないです。
看護師として働いていると一番悩むのが、人間関係です。相談されるのも人間関係です。
新人看護師として働いていると絶対に避けては通れません。(男性なので特に…)過去には、『私、100人以上看護師を辞めさせたよ。』って方と働いていました。蛇に睨まれた蛙状態で働いた事があります。それでも一緒に働き続けないといけません。本当に辛かったです。
でも、その経験があるので応援ナースとして働いていく事に苦痛を感じた事はありません。(今の所は…)
現状として人間関係の複雑さが原因で、看護師が転職を考えるケースは多い中、応援ナースは通常、期間限定の契約で働くため、長期的な人間関係を築く必要がありません。
通常の勤務期間はおよそ6カ月程度で、職員との深いつながりを築く必要はほとんどないのです。でも病棟の素敵な看護師さんにこんなお店を紹介してもらいました♪
トラベルナースとしての重要なポイントは、仕事を効率的に進めることにあり、人間関係の構築よりも、プロフェッショナルとして仕事へ集中することが求められるため、最低限のマナーを守っていれば基本的に問題はありません。(病棟に少しでも貢献できたらいいのかも…基本的な事しかできていないかもしれません。)
デメリット
トラベルナースのデメリットは、以下のようなものがあります。
配属先のほとんどは忙しい病院
応援ナースが配属されるのは、基本的に人手不足を補う目的として、人材が不足している医療機関で勤務することになります。応援ナースが配属されて病棟の人員基準を満たします。
人手不足の病院に「助っ人としていく」ことになるため、基本的に忙しい現場になります。でも、忙しさはその時期によります。新人看護師を育てる時期に一緒に働いているとプリセプターはある程度忙しそうでしたが応援ナースはフリーでフォローしている時期は時間が過ぎませんでした。(笑)
それでも、トラベルナースは看護師としての経験があり、スキルがある人が採用されるため、即戦力として重症患者を任されることもあります。
また、通常の看護師とは違って入職6ヶ月は有給がありません。ワシは応援ナースを延長した事がないので有給を取得した事がないのでシフトは結構ハードでした。でも、延長して有給を消費した応援ナースは長期休暇を取得しやすかったりするので、ライフワークバランスを重視して自由に働きたい人にもおすすめです。ワシは弾丸で香港旅行に行きましたけどね♪
新しい環境にすぐ適応しなければならない
トラベルナースは正社員として勤務を継続出来る場合がありますが、基本的には決められた期間だけ働くことになり、期間が終われば新しい配属先に向かいます。(病棟師長や部長から延長しませんか?と促されますが…)
勤務先を転々とするため、その都度、仕事内容を把握し、周囲との連携を取ることが求められます。一番大切なのはコミュニケーション能力かもしれません!
施設特有のシステムを毎回覚えなくてはならなかったり、物品の保管場所を覚えなくてはならなかったりすることが大変な点がデメリットと言えるでしょう。でも、先輩看護師さんがフォローしてくれますよ♪
キャリアアップが期待できない
トラベルナースの職業には、期間限定での勤務が特徴的です。
この働き方では管理職への昇進やキャリアアップが難しいという点が挙げられます。 応援ナースから正社員になって師長されている方もいましたけどね♪
応援ナースは自分がもともと待っている看護スキルを活かすことや柔軟な状況への適応能力を高めるのに適しています。
しかし自分の技術を高めたり、専門的な技術を習得したりすることは難しいです。
さらに、応援ナースとしての経験が、将来の転職時に看護師としての経験年数として評価しない可能性があることを考慮するようにしましょう。しかし、応援ナースの経験が次の応援ナース先の面接で生かされる事はありました。
トラベルナース・応援ナースの給料
トラベルナースは通常の看護師よりも高収入になることが多く、人気が出ている働き方です。
給料が高くなる理由は、看護師が不足する医療機関や地域で働くことが前提になるので、働く場所によっては給料を高く出しても看護師を雇いたいという思いがあるためです。
ただし、応募する地域によっても差があるため、より高い収入を目的とするなら、地域ごとに検討するのがおすすめです。
<トラベルナースの給料相場>
- 都市圏…約45~50万円
- 北海道…約45~50万円
- 沖縄…約30~40万円
- 離島…約30~40万円
上記の額には夜勤手当なども含まれています。
応援ナースの雇用期間は原則6ヵ月なので、基本的にボーナスの支給はありません。
そのため、月収で見ると給料が高く感じますが、年収で考えると給料が高いとは言い切れない場合もあります。
応援ナースは誰でもできる?
トラベルナースは、看護師資格があればそれ以外に必要となる資格は特にありません。
しかし、トラベルナースは看護師が不足している医療機関で働くことを求められるため、即戦力として働ける、十分な看護師経験とスキルが必要です。
目安としては、3年以上の臨床経験があれば問題ありませんが、働くエリアや勤務先の形態にもよります。
一般的な看護師よりも、総合的な看護師スキルや技術力を求められる場合が多いため、向上心を持って日々の業務に取り組み、吸収量がある人におすすめです。
看護師の経験が少ないと出来ないわけではありませんが、応援ナースとして勤務するには不安要素があります。
そのため、自分は応募しても大丈夫か悩んだ場合には、転職エージェントなどを利用して転職活動をするのがおすすめです。
応援ナースに向いている人
トラベルナースに向いている人の性格や特徴は以下のような人に当てはまります。
- 行動力がある
- 人間関係を作るのが得意
- 応募する明確な目的がある
まず応援ナースに求められるのは、行動力がある人です。
応援ナースは様々な土地で勤務することになるため、新しい土地や環境に自ら溶け込もうとする気持ちが大切です。
これまでの生活とは異なる暮らしを楽しめる人におすすめが出来ます。
応援ナースは十分な看護師経験があり、即戦力として働ける人材が求められているため、周りの看護師と距離を感じることもあります。
そのため、自ら積極的に距離を縮められる、人間関係を作るのが得意なコミュニケーション能力に長けている人がおすすめです。
また、応援ナースは特殊な働き方になります。
勤務地が離島や遠方になる場合も多いため、短期間でお金を稼ぎたい人や、その土地で働きたい明確な理由がある人におすすめです。
応援ナースにおすすめの転職サイト
応援ナースとして勤務したい場合には、転職サイトを使って求人を探すのがおすすめです。
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
※画像出典:レバウェル看護(旧:看護のお仕事)公式サイト
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)の特徴
- 友人に勧めたい転職サイトランキング第1位を獲得
- 求人数は12万件以上の充実度
- 隙間時間にLINEでも相談可能
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)は、累計利用者数40万人を超えている人気の転職サイトで、こちらも看護師の転職を強力にサポートしてくれます。
レバレジーズ株式会社が行ったアンケートモニター調査で「ともだちに勧めたいサービスランキング」で一位に選ばれた実績もあるので、サービスの質も安心です。
取り扱っている求人数は12万件以上にも上り、この件数は看護師転職エージェントの中では日本最大級規模を誇ります。
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)では、エージェントが企業に直接足を運んで情報収集を行っているので、給与面などの表面上の情報だけでなく職場内の雰囲気なども提供してくれます。
求人情報の質の高さに加えて、電話やメールに加えてLINEでも相談できる利便性の高さも魅力なので、現職が忙しく転職にあまり時間を割けない方でも安心です。
転職サイトの活用がおすすめな理由
応援ナースは近年人気が出ている働き方ですが、まだ一般に求人が出ることが少なかったり、すぐに募集が終了してしまったりします。
転職サイトを活用すれば、好条件の求人は非公開求人や独占求人として扱われていることもあり、応援ナースの求人情報を得やすくなる場合があります。
また、専任の担当者によるサポートを受けることが出来るので、経験不足の看護師や、こだわりの勤務条件がある方でも、自分にあった求人をチョイスしてもらえます。
トラベルナース・応援ナースについてまとめ
トラベルナース・応援ナースについてまとめ
- 応援ナースは明確な目標を持って働ける人におすすめ 日本一周したい♪海外留学に行きたい♪
- ボーナスが支給されないので、年収は一般の看護師のほうが高い場合が多い
- 転職サイトを活用することでスムーズに求人を探せる
応援ナースは人材不足の病院などに配属されるため、即戦力として活躍出来る、経験やスキルがある看護師が求められています。
応援ナースとしての活動は、多くの医療現場での経験を積むチャンスでもあり、異なる診療方法や患者ケアのアプローチを学ぶ機会となります。
北海道や首都圏、離島や沖縄などで勤務することが多いため、目的を持って勤務出来る人におすすめの働き方です。
特殊な勤務形態になるため、経験や働き方に不安がある場合には、転職サイトを活用するのがおすすめです。 この記事で紹介した転職サイトは、看護師に特化した転職サイトになるので、ぜひ活用してみてください。