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あんなに苦労して取得した看護師免許…
看護師免許があったらどこでも働けるよ!
そんな言葉に甘えて、私は40歳になるまで嫌な上司の下で働いていました。認定看護師として、専門性を活かしたいという思いはあったものの、閉鎖的な病棟で自分の意見が通りにくく、日々ストレスを感じていました。
しかし、応援ナースになってからは、北海道の雄大な自然の中で地域医療に貢献したり、大都市の最先端医療に触れたり、様々な経験を通して、看護師としての幅を広げることができました。
特に、『職場を旅先』として特に、離島の医療機関で、限られた医療資源の中で患者さん一人ひとりと向き合う経験をしたことが、私にとって大きな転機となりました。今では、応援ナースとして全国各地を飛び回り、様々な医療現場で活躍しています。認定看護師の資格更新はせず、応援ナースとしてキャリアを積んでいく道を選びました。。
今では…
応援ナース > 認定看護師
認定看護師の資格更新はせず、応援ナースとしてキャリアを積んでいく道を選びました。
せっかく認定看護師とったのにもったいない!
確かに、認定看護師の資格を取得したことは大きな経験でした。しかし、私にとって大切なのは、資格そのものよりも、その資格を活かしてどこで、どのように患者さんと関わるかということです。もし、あの時、応援ナースという働き方を知っていれば、もっと早くから自分らしいキャリアを築けたかもしれないと後悔しています。
応援ナースの働き方を、特に若手の看護師や、現在の働き方に疑問を持っている看護師に知ってほしいです。私はもう常勤看護師には戻れません!
応援ナース・トラベルナースとは?派遣との違い
応援ナースは、看護師が不足している医療機関で3ヶ月から6か月の契約期間中だけ働く看護師です。
医療機関との直接契約なので、常勤看護師と同様の福利厚生を受けることができます。転職サイトによっては、トラベルナースとも呼ばれますが、働き方は同じです。
応援ナースとして働いていると
『派遣さん』
と呼ばれることもありますが、派遣看護師とは異なります。
派遣看護師は、派遣会社と契約し、医療機関に派遣される形で働きます。
一方、応援ナースは医療機関との直接契約の正社員です。
応援ナースを始めたきっかけ【読者体験談】
函館、横浜、根室、種子島で応援ナースとして働く中で、様々な同僚に出会いました。
- 定年退職後に新しい土地で働きたい
- 海外留学資金を貯めるために短期間でお金を稼ぎたい
- 経験のない科で働いてみたい
- 大都会で働きたい
- 北海道や首都圏での勤務経験を活かして、次は離島で働きたい
- ペットと一緒に暮らせる地域で働きたい
など、人それぞれに応援ナースを始める理由は様々です。
私の場合は、
看護師を辞めて日本一周の旅に出たものの、資金が底をつき、応援ナースの仕事を見つけました。
求人探しはココ!『ナースパワー』と『MCナースネット』『スーパーナース』徹底比較
以前の私は、転職サイトに登録する際、深く考えずに色々なサイトに登録していました。しかし、応援ナースとして働き始めた後、他の応援ナースの友人に話を聞いて驚きました。彼らは、複数の転職サイトに登録して、それぞれの求人を比較検討していたのです。
- 夜勤手当が3000円以上も違う
- 契約期間中に病院が車を貸してくれる
- 無料駐車場の提供
- 寮が築浅物件と築何年だ?って場所を選べる など
例えば、夜勤手当が3,000円以上も異なる求人があったり、契約期間中に病院が車を貸してくれるなどの条件が異なっていたりします。また、寮の築年数や設備、立地条件も大きく異なる場合があります。
これほど条件が異なることを知らずに、適当に選んでいた過去の自分に少し後悔しています。
これってすごくもったいないと思いませんか?
函館、横浜、根室、種子島と応援ナースとして働いてきた私が使っている看護師の転職サイトをまとめました。比較検討して賢く働きたいですよね!
応援ナースのメリット・デメリットをズバリ解説!
函館 | 横浜 | 根室 | 種子島 | |
前残業 | あり | あり | あり | なし |
忙しさ | 普通 | 多忙 | 普通 | 普通 |
家賃 | 2万 4千円 | 2万 3千円 | 2万円 | 1万円 |
雰囲気 | 普通 | ピリッ | ピリッ | 優しい |
貯金 | ◯ | △ | ◯ | ◎ |
函館、横浜、根室、種子島で応援ナースとして働いてきました。
実際に働いてみると比べてみるとこんな結果に…地域の特性が出ているのかもしれませんね。
看護師の仕事は多岐にわたるため、当然残業代は支払われるべきです。点滴の準備や情報収集など、看護師の業務は多忙であり、前残業は避けられないことも多いです。
応援ナースになっても、離島意外では時間外労働(サービス残業)が発生することがありました。勤務先の病棟によって、時間外労働の発生頻度や内容が大きく異なりました。
高収入&自由な働き方
応援ナースは、ボーナスがないため、常勤の看護師と比べると年収が低いように感じるかもしれません。
が、
令和6年1月1日から令和6年4月15日までの収入と
令和6年5月1日から令和6年10月31日までの収入と
令和6年12月1日から令和6年12月31日までの総額を確定申告します。
今年の年末調整に提出した書類では、
例えば、精神科の応援ナースの場合、基本給が40万円に夜勤手当を加えると、月収は50万円を超えることもあります。さらに、家賃が1万円〜2万3千円の寮に住める場合が多く、生活費を抑えることができるんです。
病院が用意してくれる寮になかには、水道、ガス、電気、駐車場、Wi-Fiが無料で提供してくれる寮もあります。
(40➕夜勤手当1万✖️夜勤5回)✖️12ヶ月=540万円
実際に計算してみると、(40万円+夜勤手当1万円×5回)×12ヶ月=540万円というように、年間で540万円以上の収入を得ることも可能です。ボーナスがない分、毎月の手取り額が安定しているため、生活支出を抑えて貯金も増えやすいと言えるでしょう。
平均月収 359,900円 男性看護師の平均月収 出典:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」
応援ナースを始める前は、ボーナスがないことが不安でしたが、実際に働いてみると、手取りの多さに驚きました。皆さんが抱いているイメージと違うかもしれませんが、応援ナースは、高収入で安定した生活を送りたい方におすすめの働き方です。
職場環境や人間関係のリアル
函館、横浜、根室、種子島の病棟で働かせていただきましたが、人間関係には恵まれました。
でも、病棟初日はどの職場も緊張していたのを覚えています!
職場が変わると、人間関係を築くのは大変ですよね?
確かに慣れた環境で仕事をするメリットはあります。昔の私もそうでした…どんなに理不尽な思いをしても我慢していた自分がいました。嫌な上司に囲まれて定年まで我慢しないといけないと思い込んでいました。
勇気を持って一歩行動してみると違った世界がみえてくるんですよね!
応援ナースで出会った仲の良い友達との出会いは同じ病棟で働いていたら絶対に出会うことはないと思います。
常勤看護師(正職員)との違いを徹底比較
応援ナース | 常勤看護師 | |
契約 | 直接雇用契約(短期) | 無期雇用契約勤務 |
給料 | 基本給が高め、ボーナスなし | 基本給、ボーナス、退職金 |
働き方 | 自分で選択できる | 組織のルールに従う |
期間 | 数ヶ月単位 | 長期 |
保険 | 健康保険 | 健康保険 |
年金 | 厚生年金 | 厚生年金 |
キャリア | 自分のペースで働ける | 組織のルールに従う |
応援ナースになって1番良かったことはなんですか?
自分で職場を選択できることです。初めはボーナスがないことに抵抗がありました。応援ナースの契約期間も延長するのか辞退するのかも自分軸で働けることが大きなメリットです。
函館、横浜、根室、種子島と応援ナースをしていると…
もう常勤看護師はできないです。
実際の働き方!4都市(函館・横浜・根室・種子島)で体験
看護師の免許があると全国の医療機関で働くことができる。
次の勤務先は、自分の意思で自由に選ぶことができる楽しみの一つです。
【函館】100万ドルの夜景で働く
初めての応援ナースの職場に選んだのは、北海道の100万ドルの夜景で有名な函館でした。
初日の病棟挨拶では、心臓がバクバクして、手が震えていました。
カッチカッチの緊張が自然に病棟スタッフに伝わり、優しくフォローしてくれたのを覚えています。
本当にありがとうございました。
応援ナースで苦労したのは、患者さんの名前と顔が全く一致しないことです。
患者さんの名前と顔が一致しなくて、何度も名前を呼びかけてしまいましたが、Aさんという患者さんは、いつも笑顔が素敵で、函館のおすすめの温泉を教えてくれました。
引用画像 谷地頭温泉
物品の位置からちょっとした細かい病棟独自のルールに戸惑うことはありましたが、自己判断しないで声をかけやすい雰囲気でした。
仕事後のジンギスカンは格別でした!ジューシーな羊肉と新鮮な野菜が、北海道の空気とマッチして、本当に美味しかったです。
【横浜】世界一安全で日本一大きい横浜中華街がある医療現場へ
田舎者が都会で生活できるかな?
そんな不安を抱えながら寮の鍵を借りに行ったのを覚えています。
都会で困ったことは患者さんのほとんどが標準語でした。方言で話しかけると理解されないことも多く、コミュニケーションに苦労しました。
しかし、患者さんが故郷に帰った時の話や上京した時に困ったことなどの昔話しで笑顔になる方もいました。
特に、Bさんとの会話は印象的で、
湘南での話題(スラムダンク)で盛り上がり、まるで昔からの友人と話しているような感覚でした。
【根室】朝日に1番近い街へ
北海道の函館で地元の方と友達になった方が口をそろえて訴えることがある…
道東は一度も行ったことがない。田舎だよ。
道東の根室では、東南アジアから就労ビザを取得して働いている方と友達になった。日本の医療が外国人労働者が支える日もそう遠くないと実感しました。
夜中の3時30分頃から明るくなるのにはビックリしました!カーテン閉めとかないと中途覚醒注意です!
北海道の道東では応援ナースについてインタビューを受けました!見てくれると嬉しいです。
- サンマ祭り
- カニ祭り
- シーサイドマラソン参加
- 本土最東端の花咲線の旅
- サウナ伝承の地でテントサウナに!地元のローカルテレビにサウナの先輩としてデビュー!笑
仕事もプライベートも充実した6か月になりました。
【種子島】宇宙に1番近い島へ
どうして種子島に来たの?
北海道、首都圏は経験したので残りは離島かなぁ…
と思い、冬は南国生活がしたいという気持ちと、宇宙センターがあるというロマンを感じて、種子島を選びました。応援ナースとして働いたら優先的に宇宙船が打ち上がる日は休みをくれるそうです!
同じ九州の福岡の友達からは、鹿児島の方言は本当にわからないと教えてもらっていたのでコミュニケーション取れるのか不安でした。
いざ働いてみると、最初は鹿児島弁が全く聞き取れず、患者さんに何度も聞き返してしまいました。しかし、先輩や同僚に教えてもらいながら、少しずつ慣れてきました。
今では、方言で話しかけられると、笑顔で相槌を打つように心がけています。そうすると、患者さんも喜んでくれます。仕事もプライベートも充実していて、仕事後は、同僚とサトウキビから黒糖作りを体験したり
安納イモの農業バイトに行ったり
5月には海に泳ぎに行ってりダビングの予定で、ガイドブックには載っていない地元の美味しいものを食べに行ったりしています。
職場環境のリアル!人間関係や働き方
函館、横浜、根室、種子島と精神科の病棟で働きてきましたが、同じ精神科でも病棟独自のルールや物品の種類に違いがありました。
郷に入れば郷に従えということから、
応援ナースの職場でも臨機応変に対応していく必要があります。幸い人間関係には恵まれました。先輩応援ナースが口をそろえて教えてくれたのが、『絶対に南国の離島で応援ナースを経験した方がいいよ!』種子島にきて本当に良かったです。
もちろん応援ナースとして働きにいくので率先力を求められます…応援ナースとして働きにいくので率先力も求められますが、リモート面接の際に不安に感じたことがありました。
『リーダーをお願いすることがあります。』
常勤看護師で働いていた頃は何年も勤めていたので当たり前にこなしてましたが、応援ナースは短期間の仕事なのでリーダーをしたことがありませんでした。
管理者も私の実力でリーダーを任せられるか判断してくれています。安心して仕事もプライベートも楽しめてます。
正職員からのいじめ体験談も…
実際に…
<期間限定×寮付き×リゾートor都心部or地方都市/応援ナース>
で働いている姿をみて嫉妬する方は少なくありません。
- 挨拶したら突然キレる
- 全く仕事をしないのに人には厳しい
- 昔の武勇伝を話ながら愚痴ってくる
正職員からのいじめのような経験も少なくありません。挨拶をすると突然怒鳴りつけられたり、全く仕事をしないのに人には厳しい態度をとられたり、昔の武勇伝を話しながら愚痴ってくるなど、職場でもプライベートでも関わりたくない方がいました。
など、絶対に職場でもプライベートでも関わりたくない方がいました。
先輩からは
『あの人は、ここでしか働けないよ!』
と言われたりもしました。
確かに、どこに行っても残念ながらそういう人はいます。ある日、挨拶をした際に、突然「新人なんだから、もっと大きな声で挨拶しろ!」と怒鳴りつけられたことがあります。最初はとてもショックを受けましたが、先輩のアドバイスのおかげで、その人の言動は自分とは関係ないことだと割り切ることができました。
様々な病院で働くことで、多様な医療現場を経験することができ、看護師としてのスキルアップに繋がりました。もちろん、辛い経験もありましたが、応援ナースという働き方を選んで本当に良かったと思っています。
応援ナースになるための準備
応援ナースとして、どのような経験をしたいか考えてみましょう!例えば、特定の診療科でスキルアップしたい、新しい環境で働いてみたいなど、あなたの目標を明確にすることが大切です。
<期間限定×寮付き×リゾートor都心部or地方都市/応援ナース>
- 契約期間は3か月?6か月?
- 寮か賃貸か
- 働く場所は?
- 給料は40万以上いるか?
- 移転費は5万?10万?
の求人は魅力的ですが、契約期間が3か月か6か月か、寮か賃貸か、勤務地、給料、移転費用など、様々な条件があります。これらの条件を全て満たす求人を探すのは、少し難しいかもしれませんね。
そこで、転職のプロである転職エージェントに相談することをおすすめします。転職エージェントは、あなたの希望条件に合わせて、最適な求人を紹介してくれます。また、給与交渉や書類作成のサポートもしてくれるので、スムーズに転職活動を進めることができます。
転職エージェントに相談する際は、以下の点に注意しましょう。
- 自分の希望条件を明確にする: 経験したい診療科、勤務地、給与など、具体的な希望条件を伝えることで、より自分に合った求人を紹介してもらえます。
- 複数の転職エージェントに登録する: 複数の転職エージェントに登録することで、より多くの求人情報を得ることができます。
- 面談をしっかりと受ける: 転職エージェントとの面談では、あなたのキャリアプランや希望について詳しく話し合いましょう。
必要なスキルや心構え
初めてチャレンジすることは誰でも緊張したり不安を抱えます。応援ナースにチャレンジする時も同じように緊張しました。私も正直なところ、常勤看護師として働いていた時は、応援ナースの働き方なんて自分にはできないと考えていました。辞表を出す時、今まで勤めていた病院を離れることに対して大きな不安を感じ、手が震えたことを覚えています。でも一歩踏み出して応援ナースという新しい道を選んで本当に良かったです。様々な経験を通して、看護師としての視野が広がりました。
今まで出会ってきた応援ナースの方に話しを伺うと、同じように最初は不安で寝れなかったと言っていました!人生でやらなかった後悔だけはしたくないですよね!
応援ナースとして働くためには、新しい環境に素早く適応できる能力、積極的な姿勢、そして前向きな心構えが必要です。また、様々な人と円滑にコミュニケーションが取れる能力も重要です。
応援ナースという仕事は、決して楽な仕事ではありませんが、その分、得られるものは大きいと思います。もし、少しでも興味がある方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。
よくある質問にQ&A形式で回答
函館、横浜、根室、種子島と、様々な場所で応援ナースとして働いてきた経験から、よく聞かれる質問にお答えします!
Q.いつまで働きますか?
A.6ヶ月契約です。転職サイトによって契約期間が異なることがあります。
こんな方もいました。
A.3ヶ月ちょっとの契約で、4月からプログラミングの会社に内定をもらっているので、それまでは応援ナースとして働きます。ずっと興味のあったプログラミングのスキルを活かしたいと思い、この道に進むことにしました。応援ナースとして様々な医療現場を経験し、看護師としてのスキルをさらに高めたいと考えています。
まとめ:あなたに合う働き方を見つけよう!
応援ナースは、看護師としての可能性を広げるための素晴らしい選択肢です。様々な経験を通して、あなた自身の成長を実感できるはずです。もし、あなたが今の仕事に悩んでいたり、新しいことにチャレンジしたいと考えているなら、応援ナースという働き方を選んでみてはいかがでしょうか。